11月23日に放送されたラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBS)でパーソナリティーを務める明石家さんまや、翌日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)でのコメンテーター・松本人志による木下優樹菜や、夫・藤本敏史についての言及が、話題を呼んでいる。
さんまは、“タピオカ店恫喝騒動”で18日から活動自粛となっている木下に触れ、「今、吉本的にタピオカの話できないんよ…乗ったらフジモンの所に行ってまうやろ」「思えば(FUJIWARAの)原西が来て“宮迫さんのこと心配してる場合じゃないです、ボクの相方のこと心配してください”と」などと、同じ吉本興業のフジモンの現状を打ち明けた。
一方の松本も、そのフジモンについて、「これで(木下のネタが)取り扱われるようになって、ちょっとホッとしていると思いますよ。今までは触れるに触れられなかった。今までは現場でも多少言っていたらしいんですけどカットされるし」としている。
「松本が言うように、木下の騒動については、実姉が勤務していたタピオカ店の店長に向けた恫喝めいたメールが店関係者により暴露されて大炎上していた件について、各テレビ局ほか大手マスコミはいっさい触れない姿勢を貫いていました。それが一転、所属事務所が活動自粛を発表したとたん、その箝口令は解除されたようで、セキを切ったように伝え始めている。さんま、松本の今回の話からも、その間のフジモンの苦悩ぶりが十分に伝わってきます」(夕刊紙記者)
しかし、大炎上から1カ月以上が経ち、この件について、そうした視聴者からもわかってしまうようなアンタッチャブルな扱いをしたことで、この問題は、今後もフジモンの足をかなり引っ張ることになりそうだ。
「何せ完全にダンマリを決め込んでしまった期間が長過ぎましたよ。今さら木下の話が“解禁”になったところで、急にフジモンがネタとして話しても痛いばかりです。しかも、少しでも木下を擁護するような発言をすれば火に油を注ぐこととなり、かと言って、まったく触れないのも違和感がある。芸人としては、かなりやりづらい状況にありますよ」(制作会社関係者)
松本いわく、「正直ちょっと臭い物にふたをした感は否めない」と暗に対応ぶりを批判していたが、このままでは、それが結果的に夫婦そろっての共倒れを導きかねない。