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秋季キャンプで斎藤佑樹を“免除組”に回した日ハム首脳陣の「思惑」

 北海道日本ハムファイターズの秋季キャンプが10月30日にスタートしたが、免除されたベテラン投手もいる。リリーフでフル回転した宮西尚生などがそうで、彼らは蓄積疲労を取ることが最優先となったようだ。しかし、その“免除組”の中には、あの斎藤佑樹もいた。

 この扱いに、「事実上の戦力外通告みたいなもの」と厳しい見方をするメディアも少なくないが、とはいえ斎藤も来季は32歳になるベテランであり、故障もなくシーズンを奮闘してきたことも事実だ。

「一軍昇格を目指し、ハードな練習を重ねてきたのは本当のところです。プロの世界で10年近くやってきたのですから、放っておいても練習は一人でもできる。若手に混じって走り込みをさせるよりも、斎藤には自分で考えた練習をさせたほうが良いと判断されたようです」(球界関係者)

 ただし斎藤は、去年も秋季キャンプを免除されていることから、結果が出なかった以上、練習メニューを考え直す必要もありそうだが…。

「それでも、首脳陣があえてまた“大人の扱い”をしたのは、“自分の気が済むようにやってみろ!”という愛情でもあり、一方でそこには、“今度こそダメなら終わり”の非情も秘められている。早大時代の同級生で西武の大石達也が10月29日に戦力外通達を受けており、これに危機意識が芽生えなければ、本当におしまいなのでは」(前出・球界関係者)

 今度こそ意地を見せられるか。

(スポーツライター・飯山満)

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