2015年は自慢の重量打線も影を潜め、4年ぶりにリーグ優勝を逃し、セ・リーグのペナント争いを2位で終了。クライマックスシリーズも惨敗、さらに球界を揺るがす賭博問題は貧打以上にファンを失望させた読売巨人軍。
突然の高橋由伸新監督体制の発足で無理やり明るい話題をねじ込み、7日から秋季キャンプをスタートさせたわけだが、さすがに野球賭博問題を球団側は重くとらえたのか、今回のキャンプで監督・選手へ前代未聞のルールが突きつけられたのだ。
その内容は門限の前倒しに始まり、休日のゴルフ、パチンコ、麻雀などの娯楽をすべて禁止。さらには彼らの最大の楽しみでもある“夜のクラブ活動”についても自粛を促す方針だ。
真面目な選手にしてみれば、リフレッシュすることすら許されない異例の禁欲キャンプはまさにとばっちりとしか言えないが、“夜のクラブ活動禁止”という言葉を聞きつけたネット民たちが「一番守るべきなのはアイツだろ!」と、最も標的にしているのが何を隠そう、高橋新監督なのだから笑えない話だ。
「高橋は妻子を持つ一家の大黒柱でありながら、今年9月に週刊文春に不貞スキャンダルを報じられ、世間を騒がせたばかり。同誌にはホテルの部屋でクラブのホステスと抱き合っている写真も掲載されていたが、その写真が撮影されたのは、昨年2月の沖縄キャンプ中の期間でした」(週刊誌記者)
そういった生臭い経緯もあり、“夜のクラブ活動禁止”と聞いたネット民たちからは「眉毛も剃って、若いコとヤル気マンマンだったのにお気の毒」「監督が真っ先にルールを破るね」などと言われ放題。
イケメン新監督は長いキャンプ中、禁欲生活を続け、選手たちの模範となれるか。
(権田力也)