信じ難い話ではあるが、その人柄を知るファンとしては納得できる!?
欅坂46の鈴本美愉が、現在、ヨーロッパ・マルタ共和国に留学中で帰国後にグループ卒業を発表する予定があると「週刊文春オンライン」が報じている。
鈴本は欅坂屈指のダンス力を誇るメンバーでありながら、今冬リリース予定の9枚目シングルでまさかの選抜落ちをしていたことから、ファンの間では卒業を心配する声もチラホラと上がっていた。そのため、今回の報道にはファンはショックを受けているものの、まったく想定外というわけではなさそうだ。
そんな今回の報道だが、その記事の中で鈴本の卒業についてではなく、ファンが驚いた内容があるようだ。
「今冬発売予定とアナウンスされている9枚目シングルですが、9月の選抜発表から2カ月が経った現在もリリース日やタイトルが発表されていません。本当に年内で発売できるのかと心配になるほどのスローペースですが、報道によると、実は1度、曲自体は録り終えていたそうです。ただ、センターの平手友梨奈が首を横に振ったことで、曲自体が変わり、録り直しされたこともあって、リリース情報が遅れてしまったという衝撃の事実が報じられていました」(アイドル誌ライター)
センターとはいえ、1人のメンバーの権限でグループアイドルの楽曲自体が変わってしまうということ自体、明らかに異例の事態。にわかには信じがたい内容ではあるが、ファンからは「平手ならあり得る」といった声が上がっている。
「昨年5月に放送されたラジオ番組『今日は一日“秋元康ソング”三昧2018』(NHK-FM)にて、プロデューサーの秋元康氏と平手が共演していました。そこで秋元氏は平手の感性を信用していることもあって、ふだんから手元に集まった楽曲を平手に聞かせて感想を聞いているというエピソードを披露していました。なんでも、ある楽曲を聞き、平手は『(この楽曲は欅坂で)やりたい』と秋元氏に伝えたそうですが、秋元氏がうっかり他のグループにその楽曲を提供してしまったことがあったそうで、平手から怒られてしまったのだとか。年上のプロデューサーにはっきりと意見が言える平手ですから、今回報じられたような事態が起こるのもうなずけます」(前出・アイドル誌ライター)
グループの冠番組「欅って、書けない?」(テレビ東京系)にて、9枚目シングルの選抜メンバーが発表された後に意気込みを聞かれ「ファンの方がついてきてくれるか不安なんですけど、でもいい作品になったらいいなって思っています」と静かに語っていた平手。
いい作品を作りたいという気持ちは本物なだけに、なおさらどういった楽曲に仕上がっているのか、解禁が待ち遠しいところだ。
(石田安竹)