初心に戻るような謙虚な対応にファンも胸をなでおろしたようだ。
11月28日放送の音楽特番「ベストアーティスト2017」(日本テレビ系)に出演。ダンスナンバー「風に吹かれても」をいとうあさことコラボして披露し、大好評を得た欅坂46。いとうは、もともとのダンススキルに定評があることに加え、以前も欅坂の冠番組でデビュー曲「サイレントマジョリティー」をコラボしたことがあっただけに、欅坂と息がバッチリ合ったパフォーマンスはファンも見ていて、満足のコラボだったようだ。
また、コラボの質の高さはもちろんのことながら、ファンにとってはこのパフォーマンスでもう一つ嬉しいシーンが見られたようで注目を集めている。そのシーンというのが、パフォーマンス終了直後のこと。最後はセンターの平手友梨奈といとうが背中合わせとなり、親指と人差し指を立て、手でピストルを作り、それをカメラにビシッと向けてパフォーマンスは終了。その後、いとうを囲むようにメンバーが集まり、ナイスパフォーマンスを見せたいとうに対してお辞儀をしている様子がほんの一瞬カメラに映った。
そのお辞儀するメンバーたちの中で、一番深くお辞儀をしているのが、終盤からいとうの横で踊っていたセンターの平手だったと話題となっているのだ。平手は深々とお辞儀をした後に、MCに呼ばれMCポジションに向かういとうに笑顔で拍手を送っていたという、何ということのないシーンだったのだが、このシーンを見たファンからは「これはいいシーンだった」「ほんの一瞬のシーンだけど、泣けた」「やっぱりいい子なんだよな」「てちは笑顔が一番似合っている」といった声が上がっている。
「ハタから見れば、パフォーマンスの要であり、振付の中でいとうとのコンビプレイも要されるポジションであることを考えると、平手が誰よりも深くお辞儀をすることも当たり前にも思えるでしょう。ただ、平手といえば、今年夏の全国ツアーでダウンしたことを境に、パフォーマンスで笑顔が消えたり、冠番組での発言の機会が減ったりと、ここ最近は誰が見ても以前までとは少し雰囲気が変わってしまっていた。グループの自己紹介をする際は、全員で手の振りをつけて挨拶するのが定番となっていますが、平手だけがその手の振りをしないような場面も見られていましたから、今回の平手の誠意のこもった挨拶にファンはホッとしたようですね」(アイドル誌ライター)
今年の夏は殺人的に忙しいスケジュールをこなした欅坂だが、年末も歌番組で大忙し。平手はもちろん、メンバーたちには体調に十分、気を付けて頑張ってほしいものだ。
(石田安竹)