早稲田大学で行われた「恋愛学入門」講座に、お笑いコンビのアジアン(馬場園梓、隅田美保)が参加。漫才披露後、学生からの恋愛相談にさくさく答えていった。去る10月30日のことだが、会場を一番沸かせたのは、やはりお笑い業界のネタだった。
特にウケたのが、「芸人の中で一番付き合いたいと思った人は?」という質問。馬場園は「難しいなあ」と言いながらも、お笑いコンビ千鳥のノブと即答した。理由は、「気配りができて周りがよく見えている。挨拶とプラスアルファで一言、二言“元気でしたか?”とか言葉をかけてくれる心遣いがある」と大絶賛した。
それを受けた隅田はノブの相方の大悟を推した。
「お酒も飲むし、絶対に不安にさせるけど、いざという時に絶対に守ってくれる男」
と、義理人情の厚さを高評価した。
だが、大悟といえば、妻子持ちでありながら、たびたび不貞疑惑が報じられる危険な匂いを漂わせる男。避けて通りたいと思うのが、普通では…。もっとも大悟の場合、スキャンダルが致命傷になるどころか、難なく生き延びることに成功。変わらず酒タバコ女大好きを標榜しまくっている。
そのため、隅田は「不安にさせると思う」と付け加えながらも、惹かれていることを打ち明けた。
「隅田が大悟に好意を持つのには、理由があるんです。昨年7月放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、隅田の15年からの2年間の“婚活休業”が、実は、婚活という理由の前に、酒の飲み過ぎで遅刻を繰り返して出番に穴をあけ、吉本の全劇場から出禁となったためだったことをぶっちゃけています。それで、週8回深酒して大物芸人を待たせるなど遅刻を繰り返しても大事に至らない豪快キャラで、先輩には可愛がられ、後輩には慕われる大悟をリスペクトしてやまないんですよ」(芸能ライター)
“ぶちゃいく芸人”として吉本芸人の中で、殿堂入りするなど非モテキャラの女芸人としての地位を確立している隅田。とはいえ、休業以来テレビのレギュラーは馬場園単独ばかりで、コンビでの仕事も思うように増えていない。大悟をリスペクトするより先にすべきことがあるのでは…。
(塩勢知央)