吉岡里帆が三番手で出演しているドラマ「時効警察はじめました」(テレビ朝日)の視聴率が低迷している。第5話終了時点での平均視聴率は6.2%に留まっており、06年と07年の前2シリーズがいずれも2ケタ視聴率だったのに比べると、その凋落ぶりは明らか。世間では今シリーズから出演している吉岡を戦犯に挙げる声も少なくない。
その一方でコアな男性視聴者からは、〈視聴率なんてどうでもいい、吉岡里帆さえ観られれば〉との声も挙がっているというのだ。そのワケについてテレビ誌ライターがささやく。
「吉岡と言えば胸、胸と言えば吉岡と言えるほど、彼女の武器はその女優らしからぬ巨胸にあるのは明らか。水着グラビアで活躍していた数年前に比べると肌見せは大幅に後退したものの、ドラマで垣間見せる隠し切れないふくらみは、吉岡目当ての男性視聴者を喜ばせています。11月15日放送の第5話では冒頭、スーツ姿の吉岡が机に突っ伏してスマホを見るシーンが。すると垂れ下がる巨胸に引き寄せられたのか、スーツの上からでもその横胸の形が露わとなっていたのです。セーターとハート型の髪飾りを身に着けたシーンでは《ダサ可愛い!》との声もあがっており、中でも注目は胸についた熊のアップリケを手でさする場面。みずから巨胸を誇示せんばかりの動きに、多くの男性視聴者が悶絶していました」
そんな「低視聴率×巨胸」のコラボと言えば、17年7月期に平均視聴率4.5%と惨敗した真木よう子の主演ドラマを思い出せずにはいられないという。
「ドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)は、一部のコアな男性視聴者にとって伝説的な作品となりました。なにしろ真木がタンクトップ姿で柔軟体操やジョギングをするたび、その推定Gカップバストがゆさゆさ揺れるといった艶シーンが満載。パーティードレスを着るシーンでは薄めの生地からロケットさながらに巨胸が凸るなど、下手なイメージビデオよりもはるかに実用的だと評判になったものです。さらに19年1月期の主演ドラマ『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!』(テレビ東京系)では、銀行員という固い役柄ながら、毎回のようにスーツの胸元が不自然に盛り上がり、着衣でも艶っぽいという新境地を開拓。そんな先駆者が切り拓いてくれた道をいま、吉岡も歩もうとしているのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)
その真木は今年7月期のドラマ「ボイス 110緊急指令室」(日本テレビ系)にてついに、ヒロイン役として平均10.9%の高視聴率に貢献。それゆえ吉岡も現在の「着ているけど艶っぽい」路線を貫き通していけば、高視聴率ドラマに巡り合うことができるのかもしれない。
(金田麻有)