業界の激震がいまだ収まらない、沢尻エリカ容疑者の法律違反の薬物所持による逮捕。
「警視庁による尿鑑定では違法な薬物の反応は出ず、結果はシロ。これにより、当初は薬物が自分のものであると認めたり、伝えられているような“10年以上前から薬物を使用していた”“有名人が薬物で逮捕されるたび危ないと注意していた”とした供述を、万が一沢尻が一転させ容疑を否認したとすると、立件自体が微妙になるという見方もあります。ただし、何らかの薬物ルートを持っていることはほぼ間違いなく、どう転がっても世間の厳しい目は避けられないことから、芸能活動がしばらく断たれることには変わりないでしょう」(芸能記者)
テレビやCMを中心にその影響は計り知れないが、中でもやはり、最も揺れに揺れているのは、大河ドラマ「麒麟がくる」が新年から放送されるNHKだろう。
「沢尻は、主演の長谷川博己が演じる明智光秀の姻戚で織田信長の正妻・濃姫という重要な役どころ。しかも終盤まで登場するということから、まずは代役候補の絞り込み作業に取りかかり、12月上旬から撮り直し予定であることが伝えられています」(テレビ誌ライター)
そんな、大河ドラマ始まって以来のドタバタの中、人知れず不安に駆られているのではと言われているのが、女優の鈴木京香だ。
「長谷川とは、くっついたり離れたりが報じられていましたが、今年に入り、誕生日だった長谷川が鈴木の自宅マンションから出てきたところを女性誌により報じられ、交際が続いているとされますからね。何しろ長谷川にとって、今回の大河主演は俳優人生をかけた大一番。それを支える鈴木にとっては、出だしからのつまづきに沢尻への怒りと不安が募るばかりなのでは」(前出・芸能記者)
沢尻容疑者が引き起こした騒動に巻き込まれた者は、数知れずである。