12月15日に放送された「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)にVTR出演した椎名林檎。11月17日に放送された同番組での自身の特集企画に対し、補足説明および訂正を行った。
アルバムで曲と曲の間が極端に短いのは曲同士のつなぎ目から制作し、リスナーが没頭して聞けるようにキー、リズム、テンポ等を考慮し、「耳のバリアフリー」を目指しているからだと、椎名らしい言葉で説明。また、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が「椎名は自分の楽曲をスーパーのBGMにしてもらいたがっていた」とコメントしていたが、それは間違いで、「スーパーには楽曲が単純化されたBGMがよく流れているが、自分の楽曲も音が間引かれて骨格だけになっても違う面が見えるような光る作品にしたいと言った」と訂正した。
「きちんと番組を視聴して補足説明や訂正した椎名に対し、ネット上では『めんどくさい女だな。でもそこが信用できる』『自分が特集された番組をちゃんと見て補足訂正する筋の通し方がかっこいい』『制作サイドも椎名にちゃんと番組見てもらってることがわかってうれしかっただろうな』など、椎名に対する納得と称賛の声が相次いでいます」(音楽誌ライター)
小さな違和感を見過ごさずに丁寧に補足、訂正する椎名。そんなところも、ファンに愛される理由なのかもしれない。