11月16日、MDMAを含むカプセル入り粉末を所持していたとして逮捕された、沢尻エリカ被告。
「集大成を見せる」と意気込んでいた大河ドラマ「麒麟がくる」の降板ほか、すべての仕事がキャンセルされ、各方面に多大な迷惑と損害を与えることとなった。
「所持と10年以上前からの使用を認めていますが、尿検査ではシロ。所持といっても0.09グラムのみと大量でもないことから、懲役1年6月、執行猶予3年程度の量刑となりそうです」(ワイドショー関係者)
注目すべきは、所属事務所が解雇ではなく、更生するための支援を表明しているということだ。一見、温情を感じさせる判断に見えるかもしれないが、事情は違うという見方もある。
「今回の逮捕で、事務所も使用者責任を問われることになりますから、少なくとも損害の半分は負担することになるでしょう。解雇ではなく“支援”の表明は、そのマイナスを回収するまでは手放しませんよ、他の事務所は手出しをするなよ、というメッセージにほかなりません。そのため、女優復帰が果たされた暁には、一気の回収モードに突入し、ド派手なカラダを張った作品が続くのではないでしょうか」(前出・ワイドショー関係者)
沢尻被告に待ち受けるのは、イバラの道──。
(露口正義)