ダンス&ボーカルグループの「AAA」(トリプルエー)が1月15日、年内いっぱいで活動を休止すると公式サイトで発表した。この知らせに多くのAAAファンが胸を痛めるなか、一部では嵐ファンとの小競り合いに発展するケースも見られるというのだ。
「AAAは12月31日を最後に活動を休止しますが、これは嵐が活動を休止する日付とまったく一緒。それゆえ嵐のファンにしてみれば、人生で最も重要な一日と位置付けていたその日に、後出しじゃんけんのような形で活動休止を被せてきたAAAに対する不快感が充満しています。それに加えて、AAAのファンから嵐の活動休止をディスられてきた経緯もあり、双方のファンが反目しあっている状況なのです」(芸能ライター)
AAAのファンには“こっちはアーティスト、嵐はしょせんアイドル”という優越感があり、嵐のファンを見下す傾向にあったようだ。一方で嵐のファンは、AAAのリーダーだった浦田直也が女性への泥酔暴行事件で無期限活動休止となり、昨年12月31日で正式に脱退したことを問題視。17年には伊藤千晃がデキ婚で脱退しており、“こっちは不動の5人でやっているのに、そっちは次々と脱退してるよね”と、AAAファンをディスっていたという。
「AAAと嵐は、片やいかにもエイベックスっぽく、片やジャニーズの代表格というグループ同士。総合的な人気や知名度では嵐のほうが上ですが、ライブの動員力では毎年ドームツアーを行うAAAもそん色なく、タイプの違うグループながらファンはお互いをライバル視する面もありました。そこにきて今回のAAA活動休止ですから、両者の反目はますますヒートアップ。今後もネット上ではお互いに激しいディスりの応酬が繰り広げられそうです」(前出・芸能ライター)
いま最も厳しい立場にあるのは、AAAも嵐も好きだという博愛主義のファンかもしれない。(金田麻有)