相当なショックだったようだ。昨年のクリスマスイブに電撃婚を発表したバカリズムを巡って、未婚お笑い芸人が大パニックに陥っていたことが明るみに出た。
これは、1月15日放送のラジオ番組「アッパレやってまーす!」(MBSラジオ系)でアンガールズの田中卓志らがリアルなグチを連発したことからわかった。
「田中は、クリスマスイブにバカリズムが元でんぱ組.inc・夢眠ねむとの入籍を発表したために『スッキリ』(日本テレビ系)で使うお祝いコメントを番組からリクエストされ、一人寂しく文章を作っていたそうです。田中によると、おもしろポイントを混ぜ込みながら1時間ほど熟考を重ね仕上げたそうです。幸せいっぱいラブラブのバカリズムを思い浮かべながら、お茶の間の視聴者に笑ってもらえるようなコメントを完成させるのは、正直しんどい作業だったでしょうね」(芸能ライター)
2019年は田中と親交のある芸人が次々結婚。6月5日に南海キャンディーズの山里亮太、11月24日にオードリーの若林正恭が結婚を発表した。2人とも隠密交際のあげくの電撃婚だっただけに、寝耳に水の田中は一層のショックを受けた。そのショックも癒えないうちの年末、年の瀬も押し迫った時点でバカリズムが電撃婚。抜けがけに次ぐ抜けがけで一人取り残された感がありあり。田中にとっては、トリプルショックとなった。
「番組では自身も元旦に結婚報道が出たケンドーコバヤシが田中に、『正直、強烈すぎるボディ・ブロー3発食らったようなもんでしょ』と同情すると、田中はけなげにも『こっから立ち上がるのは辛いけど、一歩一歩ね、歩んでいくしかないし、これまで以上に』と返した。何でも田中は自分のほうが(結婚が)早いと日頃から信じきっていたそうです。それが、ケンドーコバヤシ言うところの『人格的に問題ありの3人』に、次々ゴールを決められた。悔しさはひとしおといったところでしょう。おたがい独身なら気軽に飲みや遊びの誘いもできるが、新婚ホヤホヤではそうもいかない。子供でも生まれた日には、子育てで頭の中がいっぱいで話題もかみ合わなくなり、ついには疎遠になってしまうはず。田中が“取り残された感”マックスに感じるのも、致し方ないかも」(女性誌記者)
「人間的に、幸せな家庭なんか作れるわけない。いつかアカンようになるよ」と冷めたコメントでしめたケンドー。報じられた自身の結婚については、完全否定してみせた。高身長・高学歴・高収入の田中、ついにあきらめの境地に到達するのか、いまだ独身の今田耕司、岡村隆史、有吉弘行らには負けない!と発奮するのか、見ものだ。
(塩勢知央)