「ジャニーズ新時代」を担うグループとして、おたがいのデビュー曲をカップリングして異例のデビューを果たしたSixTONESとSnow Man。注目されたデビュー曲対決で、ビルボードジャパンの最新総合ソングチャートではわずかにSixTONESの「Imitaition Rain」がSnow Manの「D.D.」上回り1位を獲得。それでも3位以下を大きく引き離していることから、どちらも期待以上のヒットを記録中という状況だ。ところが、そんなうれしい大ヒットデビューの陰で、ある人たちから不満の声が上がっているのだとか。
「『Imitaition Rain』は発売前から曲名が独り歩きしていたことも大きいと思います。というのも曲の作者は何かと目立つYOSHIKI。壮大なバラードでYOSHIKIワールド全開ですし、テレビで披露された時も良くも悪くも話題でした。でも、この大ヒットで改めて不満の声をあげてしまったのが、YOSHIKIの所属するX JAPANのファンたち。特にボーカルを務めるToshlの信者たちなんです」(エンタメ誌ライター)
年が明けたばかりの1月3日。ネットの生放送番組でYOSHIKIが「うつ」っぽくなったと告白。その流れから「X JAPANと聞くだけで体中にじんましんが出てくる」と、唐突に発言。続けて「アルバムって言葉も嫌い。呪われてるみたい。ノイローゼになってくる」「アルバムなんか出さない」「こんな言い方よくないな。ごめんなさいね。出したい時に出す。期待しないで。あんまり今出したいと思わない」など、生放送を見ていた同バンドのファンたちにショックを与えたことがあった。
「X JAPANの新アルバムは完成していて、発売決定と延期を繰り返していることはファンも承知。表向きは契約の問題などが挙げられていますが、Toshl信者の多くはToshlがいつでもX JAPANの活動に準備ができていることを最近のソロ活動や動画などでの発言からも感じていますから、『YOSHIKIのわがまま』『作品に自信がないだけ』『今の立場のほうがラクだから』と、YOSHIKIが“本業”から逃げているだけと思っているようです。事実、ノイローゼと言いながらジャニーズへの楽曲提供や紅白への出演などYOSHIKI活動には余念がないようにも見えます」(前出・エンタメ誌ライター)
「Imitation Rain」が昨年初公開された時、SNS上では「デビュー曲としてはイマイチ」「なぜにバラード?」「歌詞に紅(くれない)とか出てくるし、まんまX JAPANじゃん」という批判も。それほどX JAPANを想起させる楽曲ということで、「これが再結成シングルだったら…」と残念がるファンも少なくなかったとか。今回の大ヒットでSixTONESからは「YOSHIKIさんありがとう」という感謝のコメントをもらったYOSHIKI。X JAPANファンからも早く「ありがとう」をもらえるといいのだが。
(塚田ちひろ)