自宅マンションに間男を連れ込み、帰宅した夫と鉢合わせ──。前代未聞のスキャンダルが矢口真里(30)のタレント生命を脅かしている。皮肉にも前夫・中村昌也(27)との夫婦円満をアピールするはずだった著書も、当然ながら発売がお蔵入りになったというのだ。
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さる出版関係者が明かす。
「実は騒動が明るみに出る直前まで、矢口夫妻の著書が発売寸前まで進んでいたんです。ところが、いよいよ印刷しようという段になって、事務所からストップがかかって発売中止となった。すぐに報道が大きくなって、出版社は理由を知ることになったようです」
もし泥沼離婚劇と前後して本が発売されてしまっていたら、関係者は赤っ恥をかかされていたことだろう。というのも、本の中身があまりに2人のラブラブぶりをアピールするものだったというのである。
「夫婦話を仕事に結び付けてきた矢口ですから、夫婦本製作にもみずからアイデアを出して積極的だったといいます。彼女の希望で昨年中にハワイロケが行われ、常夏の国で熱い2人がイチャイチャするカットが撮影されたそうです」(前出・出版関係者)
とはいえ、海外ロケまでしておいて、なんと本の中身のメインは、矢口の作る手料理のレシピだったというのである。
「報道でもわかるように、夜な夜な飲み歩いている矢口が家庭的なレシピを公開するという企画に『架空の料理を紹介しようとしていたのか』と騒動後、業界内では失笑の声が漏れていた。実は今回の夫婦本出版は、恩義ある出版社に借りを返す目的があったといいますが、結果は‥‥」(前出・出版関係者)
レギュラー番組を次々と降板した矢口は、出演CMの打ち切りも決まり、違約金問題も予断を許さない状況にある。そんな中、間男・梅田賢三(25)と逃避行しているとの報道まであった。
沈黙を続ける矢口は今、どこにいるのか。
矢口の実家を訪ね、インターホン越しに母親に聞いてみた。
──矢口さんは実家に来ますか。
「来ますよ」
──今はこちらに住んでるんですか。
「近くに住んでますよ」
──梅田さんと逃避行してるとの話もある。
「知らないです。聞いたこともありません(笑)」
ここで通話は打ち切られたが、表札を見るといまだに夫婦のイニシャルを取ったと思しき「MtoM(株)」という会社名と、「NAKAMURA」の表記が残っていたことに、騒動の突発性が生々しくうかがえるのだった。