昨年11月、法律違反の薬物MDMAを所持していたことで逮捕され、薬物に関する取締法違反の罪に問われていた女優沢尻エリカ。2月6日に東京地裁で行われた判決公判で、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決が言い渡された。
今年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では帰蝶役で出演予定だった彼女だが、逮捕により降板。さらには「インディード」など起用されていた4社のCMもすべて放送中止となった。
今後の動向に注目が集まる沢尻だが「最も大きな問題は莫大な違約金ですよ」と指摘するのは芸能記者だ。
「当初、彼女の違約金は5億円程度と見られていましたが、川口春奈が代役となった大河ドラマでの取り直しの額がかさみ、現在では『10億前後の違約金が発生する』との見方が強まっているんです」
また同記者は「所属事務所が契約解除していないことから、当面は事務所が肩代わりすると見られている。ただ本人としては『女優復帰』を検討するにはまだまだ時間が必要。周囲にも『今は何も考えられない』と話しているといいます」とも語る。
さらには「判決直後にマスコミに送られた沢尻の『直筆謝罪文』から『引退の意志』さえうかがえると取材陣の間で話題になっているんです」と明かすのだ。
なぜ直筆の謝罪文から「引退の意志」が見て取れるのか。
「思わず笑ってしまうほど彼女の字が悪筆なんです。これまでの美人女優としてのイメージを守るなら絶対に公開しないレベルに感じました。この字を見る限り本気で芸能界引退を考えているとしか思えない謝罪文でした」（前出・芸能記者）
更生の行方を見守りたい。
（牧マコト）
