女優デビュー20周年を迎えた長澤まさみが、新作映画で初めて「汚れ役」に挑戦。しかも制作陣が、これまで数々の有名女優の濡れ場を手がけた「脱がせ屋」となれば──。その期待に応えるべく、行きずりの男とベッドで乱れ、ヒザをベロリと舐める大胆艶技を披露。新境地の解禁まで待ったナシの状況だが、
「これまでラブシーンのある作品に出演が決まるたびに、『今度こそ脱ぐ!』と期待が高まりましたが、そのたびに肩透かしを食らってきた。もう待ちくたびれた気もしますが、今回はこれまで以上に『条件』がそろっています。ここで脱がなければ今後はないかもしれない、そう思わせるほどキワドイ作品になりそうです」
映画評論家の秋本鉄次氏が熱い視線を送るのは、長澤まさみ(32)主演で初夏の公開が決定した映画「MOTHER マザー」(スターサンズ/KADOKAWA)だ。
実際に起きた「少年による祖父母殺害事件」をモチーフにした物語で、長澤が演じるのは、幼い息子・周平を異常なまでにかわいがる母親の秋子。ダメ男のホストで遼(阿部サダヲ)という内縁の夫がいながら、「女」として破滅的な一面を持つ秋子は、行きずりの男たちと次々に肉体関係を持ってしまう。まさに交わることが好き、異常な性的欲望の女とでも言うべき役柄で、自堕落な生活を送りながら社会の闇に堕ちていく姿が描かれる。
1月22日に公開された15秒の予告動画は、長澤の汚れっぷりに思わず下腹部がうずくシロモノだった。
ホストクラブでホストのコールに合わせて豪快に酒を飲んだあと、場面は変わって生活感を感じさせない男女が密会するホテルらしき一室。そこで遼とは違う男との濃厚な接吻に酔い、そのまま相手の手を引き、リードするようにベッドにあおむけのまま体を重ねる。するとその瞬間、長澤のほっそりした右脚が開脚し、デニムのショーパンの股の間の隙間から、肌着らしき黒い怪しい影が「チラっと見え」する。
この先の展開も気になるところだが、他に何人の男とのふしだらなベッドシーンが用意されているのか。
予告動画でさらなる衝撃が走ったのは、道端で長澤が息子らしき少年と向かい合っているシーンだ。
自転車の横に立っている少年の前でしゃがんだ長澤は、突然、唾液でテラテラと光る赤ピンク色の舌を垂らし、
「ピチャン!」
という音を響かせながら、少年のヒザをベロリと舐めて笑みを浮かべる。挑発に満ちたニヤケ顔は、今まで見せたことがないほど扇情的で、ゾクゾクさせるものだった。これだけでも十分にベッドシーンを予感させるが、秋本氏が言うとおり、長澤が脱ぐ「条件」はそれだけではなかった。
「映画配給会社のスターサンズは、昨年ヒットした『宮本から君へ』を手がけ、蒼井優(34)と池松壮亮(29)が69の形で愛し合うシーンが話題になりました。また、今作でメガホンをとる大森立嗣監督は、『さよなら渓谷』(13年)で真木よう子(37)を、『光』(17年/ともにファントム・フィルム)では橋本マナミ(35)の激しいベッドシーンを演出しているので、長澤が相手でも遠慮することはないでしょう」(秋本氏)
女優デビュー20周年の節目に、作品の内容に引かれた長澤自身が出演を決めたという。そんな彼女の周辺でも、艶技解禁を後押しする出来事が起きていた。