バラエティ番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)から生まれた5人組アイドルグループの「豆柴の大群」が、2月12日の放送で1カ月半ぶりに水ダウに戻ってくる。クロちゃんのプロデュースで結成された豆柴の大群を巡っては、12月25日の放送でクロちゃん解任が決定。その後は芸能事務所・WACKの所属グループとして精力的に活動を続けており、今回の放送では2ndシングルの詳細が明かされる模様だ。
「1月24日には公式YouTubeチャンネルも始動。『今後の展開について』と題された初動画では、解任直後のクロちゃんがWACKの渡辺淳之介代表と食事をともにするシーンが映し出されており、どうやら今後も何らかの形でクロちゃんが絡む可能性もありそうです。水ダウでは一回だけ歌唱を披露した豆柴の大群ですが、2月12日の放送では、12月25日の回で新加入したカエデも正式メンバーとして登場するので、ファンとしても気になるところでしょう」(アイドル誌ライター)
そんな豆柴の大群は水ダウ発という話題性もあって、新人アイドルとは思えない人気を獲得。各メンバーのツイッターではフォロワー数が15~23万人となっており、30万人台を誇る先輩グループの「BiSH」に迫る勢いだ。これほどの人気者となると応援ツイートに交じって品のないディスりも増えがちだ。しかしそんな不快ツイートをメンバーたちは大人の対応で封じているというのである。
2月9日にはハナエモンスターをかたる偽アカウントが、ハナエが生娘かどうかを問いつつ、そうだったら最初の相手は自分だとアピールする下品極まりないツイートを投下。アイコン画像もパクっており、悪質極まりない内容だった。ところがこの不快ツイートに当のハナエモンスター本人が《いいね》で反応。自分を話題にしたツイートにすかさず《いいね》することでファンを増やす手法は一般的だが、あからさまな不快ツイートにまで《いいね》をするケースはさすがに珍しいという。
「ハナエモンスターら豆柴の大群メンバーたちは、アンチなツイートにもあえて《いいね》を残していく姿勢のようです。多くのアンチは遠くから石を投げつけ、ディスった相手が反発してきたらおもしろがってさらに石を投げ続けるもの。ところが逆に《いいね》を付けられると面食らってしまったり、中にはファンに転じるケースもあるようです。自分をディスるツイートに《いいね》するのは覚悟の必要な行為ですが、ヘタに反論ツイートを投下するよりも炎上しにくく、効果的な対応かもしれません。メンバーたちは自分たちが実力以上に注目を浴びる存在であることを自覚しており、あえてこういった手法を採っているのではないでしょうか」(前出・アイドル誌ライター)
デビューシングルがオリコン週間ランキングで初登場1位に輝いた豆柴の大群。その真価は2ndシングルの売れ行きで見えてくるのかもしれない。
(金田麻有)