3位は昭和と平成をまたぐアイドル歌手の松田聖子(57)。85年、郷ひろみと破局した際には「生まれ変わったら一緒になろうね」という名言で周囲をアゼンとさせた直後、わずか5カ月後には神田正輝と挙式し、「聖輝の結婚式」と言われたものだ。
「86年に一人娘の沙也加が生まれますが、89年には中森明菜とつきあっていたはずの近藤真彦とのニューヨーク密会を『フライデー』にスッパ抜かれた。90年代に入ってからは青い目の恋人と言われたジェフ・ニコルズやアラン・リードとの交際と続いて、やっと97年に神田と離婚しました」(峯田氏)
98年に歯科医師との「ビビビ婚」が話題になり、00年に離婚、12年にまた別の歯科医師と結婚‥‥。いくつになっても異性の影が消えては浮かんでいく。
2位田中裕子(64)はジュリーの略奪愛で一躍、注目の人に。沢田研二は双子デュオ「ザ・ピーナッツ」の姉・伊藤エミと75年に結婚。幸福な夫婦関係にヒビが入るのは7年後の82年だった。ジュリーのコンサートで出会った田中はこの年に映画「男はつらいよ」で沢田と共演、抜き差しならない男女関係に。別れる選択肢はなく膠着状態が続き、86年にジュリーが伊藤と息子を残して自宅を出た。
結婚まではさらに時間を要し、挙式は89年。「私は沢田さんという大好きな神様に会えた」と語った。まさに男を惑わし奪い尽くす女優だった。
1位は明石家さんまとの結婚&離婚がもはやネタとなっている大竹しのぶ(62)。最初の相手はTBSプロデューサーの服部晴治氏。バツ2の服部氏は中村晃子とつきあっていた。そこに大竹が割り込み略奪した形だが、中村には「泥棒猫」と、さんざん罵倒された。そして87年に死去した服部氏の喪が明けた88年に、さんまと電撃結婚する。
92年に離婚、当時出会ったのが再々婚相手の劇作家の野田秀樹氏だった。ワイドショーデスクの話。
「野田は1年後の93年に前夫人と離婚し、94年4月にお互い別々に結婚会見を開いた。大竹は『迷いはなかった』と語り、覚悟のうえの略奪でした」
結局、野田氏との関係もその後、解消。17年には「過去の男は30人以上」と豪語するなど、お盛んな下半身事情も赤裸々に明かした。