かねてから謎の組織によるハッカー被害を訴えていた歌手のASKAが、またしても“攻撃”を受けたことをブログで報告した。
2月16日のブログでASKAは突然メールが使えなくなったことを明かし、〈特別なメールをある人に送ろうとしたら、起こる現象です。今に始まったことではありません。〉と書いている。はっきりとは書いていないが攻撃を受けたのは間違いないようだ。
「かなり前からハッキングを受けているとASKAさんは告白しています。相手はかなり大きな組織で、ハッキングの実力はかなりのものだとか。その組織が何なのか、なぜ攻撃されているのかは明かしていません。ASKAさんが作った曲のデータを消されたこともあるそうですから、被害はかなりのものですよ」(週刊誌記者)
今回もその組織がやったのだろうか。非道な行為は許せるものではない。
「ASKAさんによると、《このSMTPアカウントでログインできませんでした。ユーザー名とパスワードが正しいことを確認してください》と警告されたことで、攻撃に気づいたそうですが、それほど大きな実力のある組織が、証拠を残すようなヘマをするのか疑問です。ただ、相手の組織が警告の意味で“わざとシッポをつかませている”のかもしれませんね」(システムエンジニア)
ネットにはASKAの行為が「うかつである」との指摘もある。メールは高セキュリティとは言えないため、代わりの手段を用いるべきとの意見だ。ASKAが軽率にもメールを使ったことで、大切な曲が消されてしまってはファンにとって非常な痛手となる。そんな事態は絶対に避けてほしいとの思いだろう。
「メールを使っているから一概にうかつであると決めつけることはできません。メールでもよりセキュリティの高い『POP3s』や『SMTP over SSL』をASKAさんが使っている可能性もありますから。ASKAさんはかなりITリテラシーが高いようなので、セキュリティ対策はちゃんとしていると思いますよ」(前出・システムエンジニア)
いずれにしてもハッカーからの攻撃には十分注意してほしいものだ。そして、ぜひとも相手の組織が何か、なぜ攻撃してきているのか明かしてほしい。