現在、「第7世代」として何度目かのブームが来ているお笑いの世界。その何世代か前、一世を風靡したお笑いのムーブメントを巻き起こしたのが「タモリのボキャブラ天国」(フジテレビ系)だ。
爆笑問題、海砂利水魚だった現在のくりぃむしちゅー、ネプチューンなど、今では冠番組を持つ芸人たちとともに人気を集めていたのが「フォークダンスDE成子坂」であり、そのメンバーだった桶田敬太郎さんが昨年11月に亡くなっていたことが2月27日にわかった。48歳だった。
「フォークダンスDE成子坂は、桶田さんと故・村田渚さん、中学時代の同級生コンビでした。不思議なコンビ名の由来はロバート・デ・ニーロで、試行錯誤の結果“DE”だけが残ったと、かつて語っていました。センスの光るネタで、当時の人気お笑い番組『GAHAHAキング 爆笑王決定戦』(テレビ朝日系)で2代目のチャンピオンに輝いたことも。1999年にコンビは解散。村田さんは、現在は映画パーソナリティとして活動しているコトブキツカサ氏と路上トークライブを行うピン芸人として活動。2005年に新たにお笑いコンビ『鼻エンジン』を結成しますが、2006年にクモ膜下出血で亡くなっています。桶田さんはグループ解散後、音楽活動や放送作家、お笑いライブや音楽イベントのプロデューサーとして才能を発揮していました」(芸能ライター)
村田さんの時と同様、その才能を高く評価された人物の早すぎる死が残念でならない。