2月27日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に、チャンネル登録者数494万人の人気YouTuber「東海オンエア」からてつや、しばゆー、りょうが出演。番組公式サイトの予告動画にも3人が登場している。
「最近はYouTuberのテレビ進出が増えており、HIKAKINやフィッシャーズ、はじめしゃちょーやゆきりぬらはもはやお茶の間でもおなじみの存在に。ただ、東海オンエアは地元の東海ラジオでこそレギュラーの冠番組を持っているものの、全国ネットのテレビ番組に出演したことはほとんどなく、今回の出演にはファンとテレビ業界の両方から注目が集まっています。芸能人としてこなれてきているHIKAKINらとは異なり、彼らはいかにもYouTuberらしい芸能素人っぽさが持ち味。そんな東海オンエアがはたしてダウンタウンDXにハマったのかどうかは見ものでしょう」(ネット系ライター)
YouTubeに興味のない層にとってはほぼ未見の東海オンエアだが、17年10月には名古屋ローカルのバラエティ番組「本能Z」(CBCテレビ)に中継ゲストとして出演。スタジオMCの今田耕司や東野幸治、雨上がり決死隊(宮迫博之、蛍原徹)らと絡んだ経験もある。ただこの時の彼らはいかにも素人感全開だったというのだ。
「この回では『人気ユーチューバーはどんな暮らしをしていて、ぶっちゃけいくらくらい稼いでいるのかを調査』と題して、シソンヌの長谷川忍が東海オンエアのリーダー・てつやの自宅兼スタジオを直撃。その長谷川は芸歴12年目の“先輩”として、散らかった室内に『20代前半で変にお金つかんじゃったんで、やっぱゴミとかちゃんと捨てれてない感じですね』と、当時4年目の東海オンエアに上から目線でした。その後のインタビューではメンバーたちがテレビカメラ慣れしていないオドオドした様子を露呈。長谷川にツッコミで叩かれたてつやがすかさず叩きかえすなど、YouTuberとしては正解かもしれませんが、テレビでは失格レベルの対応を見せていたのです」(前出・ネット系ライター)
その後も小学校教員の来歴について語るメンバー・虫眼鏡の視線が定まっていなかったり、長谷川の質問に複数人が同時に答えるなど、テレビ素人ぶりは明らか。自宅ロケのためか服装もラフで、東海オンエアを知らない視聴者には《ただの兄ちゃんたち》に映っていたことだろう。
「それが今回、『ダウンタウンDX』の予告動画に登場している彼らは、服装や髪型もピシっとしており、素人の兄ちゃんたちから若手タレントにステップアップしていた様子でした。これで司会のダウンタウンとまともな受け答えができれば、彼らを知らない層にもその存在をアピールできるはず。YouTuberの世界にはまだまだ一般に知られていない人気者がぞろぞろと控えており、もし東海オンエアがダウンタウンにハマれば、さらなる新顔登場への呼び水になるかもしれません」(前出・ネット系ライター)
17年の放送では月収1500万円と告白していた東海オンエア。今ではさらに稼ぎは増えているはずで、その余裕が態度にも表れるのかもしれない。
(金田麻有)