爆笑問題の田中裕二が4月から、バラエティ番組「秘密のケンミンSHOW」(日本テレビ系)にて司会を務めることとなった。みのもんたの後任に指名されたことで、芸能人としてワンランクアップしたと評価されているという。
「田中は12~16年にスポーツ番組『S☆1』(TBS系)の司会を務めていたほか、爆笑問題として司会を担当する『サンデー・ジャポン』(TBS系)でも暴走気味の相方・太田光を押さえつつ手堅く進行をこなすなど、クセのない司会ぶりが評価されていました。それに加えて各地方の特色を紹介する『ケンミンSHOW』の司会者には、特定の地方に肩入れしないように東京出身者が適任。前任者のみのは東京・世田谷区の出身でしたし、東京・中野区で生まれ育った田中も番組にうってつけだったのでしょう」(テレビ誌ライター)
その田中とタッグを組むのは、みの時代からの続投となる久本雅美。大阪出身の久本はみのや田中と対照的な立ち位置を務めることとなる。その新司会者コンビを巡って芸能界では驚きの声があがったというのだ。
「久本に太田との不仲説がささやかれていたからです。久本と爆笑問題は01~07年にバラエティ特番『最強運芸能人決定戦。』(フジテレビ系)の司会で共演していましたが、08年に久本が2歳サバを読んでいた年齢詐称が発覚。これを太田が盛大にイジり、激怒した久本が太田を嫌うようになったと言われていました。ただ、今回、田中と久本のコンビが実現し、その田中は常に太田の意向を最優先しますから、本当に太田と久本が不仲なのであれば、久本とのタッグは了承しなかったはず。つまり太田と久本の不仲説はガセであったと証明されたも同然です」(前出・テレビ誌ライター)
芸能界に伝わる真偽不明の噂がひとつ、払拭されたようだ。
(浦山信一)