アンジャッシュの渡部建が、かつてダウンタウンの松本人志と初飲みの席で打ち解けるきっかけとなった奇跡的な出来事について告白した。
みずからのYouTubeチャンネル「アンジャッシュ渡部チャンネル」、2月28日投稿の「業界の最低な人間から学んだ大物芸能人と打ち解ける最強のコミュニケーション術」でのことだ。
この回は「トーク下手、ネタがなくても親しくなれる方法」を渡部が伝授。ネガティブな感情を吐き出させた相手に好意を持つという〈カタルシス効果〉を紹介するなど、異性と親しくなるきっかけをつかんでほしいという内容だった。
その中で渡部は、アンジャッシュが他のお笑い芸人と共演したある番組を思い出したという。そして、渡部いわく、「プロデューサーがいかれまくったどうしようもないヤツ。笑っちゃうくらいのダメプロデューサーだったですよ。ひな壇に女の子が居るんですけど、その面接もパワハラまがいで…」だったそうだが、そのお陰でそれまで特に面識もなかった共演者のお笑い芸人と「あいつはどうしようもない奴だ」と親密になれたのだと言う。また、渡部はこうも続ける。
「ダウンタウンの松本さんと初めて飲ませてもらったことがあるんです。(自分は)松本さんにあこがれて、この世界に入って来たくらいの人なので、よく思われたいし、まあアガったんですけど…」
そんなふうに緊張しまくっていた渡部だが、松本がかつて出演した番組のプロデューサーが先のダメプロデューサーと奇跡的に同一人物だったとか。そして、そのプロデューサーのダメエピソードで盛り上がり、松本と打ち解けることが出来たのだと〈カタルシス効果〉の実用性を語ったのだ。
しかし、視聴者のコメントは「ほんとおもしろいんだけど、再生回数伸びない…」といったもので、冷ややか。チャンネルを開設した昨年12月から2カ月あまりが過ぎているが、チャンネル登録者数は3月10日現在、2万人に達しておらず、人気芸人のYouTubeチャンネルとしては今一つなのである。
話術巧みな渡部なので、ここは、もっともっとおもしろエピソードを前面に押し出して、結果的に心理学に基づいていたという展開のほうが視聴者的にはしっくりくるのではないか。
(ユーチューブライター・所ひで)