新型コロナウイルスの影響でさまざまなイベントが自粛されている中、乃木坂46のメンバー4人が出演する“春らしい”CMの行方が少々気になる…。
国民的アイドルグループ「乃木坂46」の白石麻衣(27)、秋元真夏(26)、新内眞衣(28)、中田花奈(25)が出演しているビールのテレビCM「春、旅立ち篇」。このシチュエーションを巡って、「このCMはまだ流しても大丈夫なのだろうか?」という声がチラホラ出始めているという。
そんな意見が出るのも、目下、世界中でその感染拡大が懸念されている新型コロナウイルスが原因。日本でもコンサートなどの興行や、大人数が集まるようなイベントを自粛するムードが漂っている。我々一般人の身近なところでは、春の恒例イベントの花見もできるだけ控えるように伝わってきているが、先述の4人がCMで仲よさそうに語らい合っているのが、まさに花見会場。夜桜を見ながら内輪で壮行会を楽しむというテーマだそうだが…。芸能ウオッチャーの田山洋一氏が語る。
「彼女たちのような美女たちとお花見してお酒を飲むことができたらどんなに楽しいことか。そういう狙いもあって作られたCMだったんでしょうけど、運が悪いとしか言いようがないですよね。恐らく現在流れているバージョンは卒業を控えたまいやん(白石麻衣)の花道という意味合いもあったはずです。でも、もう少したって桜の開花宣言が出たら、このCMもお蔵入りしてしまうのではないか、心配です」
いまだまったく先行きの見えない新型コロナウイルス問題。ウイルスや病状だけでなく、「それを言ったらキリがないけど、しかたない」という悪影響がさまざまな業界に飛び火して、まさにパンデミックのように広がる危険性をはらんでいる。
なお、白石麻衣は3月25日発売の25枚目シングルを最後に、乃木坂46からの卒業をすでに発表している。件のCMは、新たな門出への期待感も画面からいっぱいにあふれてもおり、見るものを元気づける印象の出来栄えだけに、“心配”は杞憂であることを祈るばかりだ。