今もっとも勢いのあるアイドルグループといえば乃木坂46だが、今後さらなる加速が見込めそうだ。
9月3日、都内で「乃木坂46第3期生オーディション」の最終審査が行われ、合格者12名が発表された。今回合格した12名は約4万9000人の中から選ばれた精鋭たちで、下は12歳から上は20歳の平均年齢15.8歳というフレッシュな新メンバーが3期生として加入することとなった。
「1期生オーディションの約3万9000人、2期生オーディションの約1万6000人を大きく上回る過去最多となる応募が殺到した今回の3期生オーディション。その狭き門を突破してきた12人だけあって、即戦力となりそうな美少女ばかりで今後がかなり楽しみです。当然、キャラなどは未知数ですが、オーディションでもそのあたりは考慮されているはず。おそらく個性的な12人でしょう。13年5月に2期生が加入して以来、3年4カ月ぶりの新メンバーの加入ということもあり、ファンもかなり注目しているようですね」(アイドル誌記者)
また、この3期生加入により乃木坂のCD売り上げがさらに大きく跳ね上がっていくことが期待できるという。
「今回12名が加わったことで乃木坂は47人体制になりますが、乃木坂のCDを購入するファンのほとんどは握手券目当てで購入するわけですから、人数が増えればCD売り上げの増加は確実に見込めます。握手会には握手したいメンバーを指名して予約購入した個別握手券が必要な個別握手会と、CDを購入さえすれば誰でも参加できる全国握手会の2種類がありますが、白石麻衣や西野七瀬ら超人気メンバーの個別握手券は入手困難ですし、ほとんどの選抜メンバーの個別握手券は毎回完売です。全国握手会も4日に幕張メッセで開催されましたが前回より2倍近くのファンが集まっています。そのため、ある意味で頭打ち状態。メンバーとたくさん握手がしたくても購入できなかったり、購入しても消化できなかったりというのが現状で、それほど大きく売り上げを伸ばすというのは難しくなってきていた。ですから、仮に3期生メンバーから白石や西野級の人気メンバーが数人出てくれば、いよいよミリオンセラーも夢ではなくなるというわけです」(前出・アイドル誌記者)
16thシングルが11月9日に発売されることがすでにアナウンスされているが、15thシングル「裸足でSummer」の初週売り上げ約73万枚からどれだけセールスを伸ばすことができるかに注目が集まる。
(石田安竹)