どんな人気者でもイメージに合わないことをやると、不興を買うこともあるようだ。木村拓哉がギターを手にした画像が違和感を覚える人が続出しているというのだ。
その画像は、3月24日発売予定の雑誌「AERA STYLE MAGAZINE Vol.46」に掲載されたもの。木村を表紙に起用した同誌では、一部のグラビアカットを先行ビジュアルとして公開したもので、キムタクは、ターコイズブルーのエレアコギターを抱えている。
「ネット上ではキムタクにギターは似合わないとの声が続出したんです。中には《キムタクがエピフォンとか豚に真珠か》といささか辛らつすぎる声もみられるほどです。そのエピフォンは100年以上の歴史を持つ老舗ギターメーカーで、かつてはビートルズなど著名アーティストにも愛されたブランドゆえに、木村にはもったいないとの声も出たのでしょう」(音楽ライター)
SMAP在籍時にはライブでギターを弾く場面もあった木村。しかしギターがうまいというイメージとは無縁で、今回の画像にも批判が集まったようだ。ただ、前出の音楽ライターによると、「この<キムタク×ギター>の画像は別の意味で、何とも言えない物悲しさを醸し出している」というのである。どういうことか。
「現在のエピフォンは同社を買収したギブソン社の低価格ブランドに位置付けられており、エピフォンユーザーとして知られるのはお笑い芸人・みやぞんくらいのもの。木村が手にしているエレアコも実売価格が5万円程度の普及帯モデルです。別のジャンルに例えれば《キムタク×車》の写真で軽自動車を用意したようなものであり、この画像のツッコミどころは《安めのギターを手に格好をつけているキムタク》ということになるのかもしれません」(前出・音楽ライター)
車好きで知られる木村はハマー・H2や北米仕様のトヨタ・セコイアを逆輸入するなど、車には金をかけることで知られている。だが、ギターの値段についてまでは、そこまで詳しくはなかったのかもしれない。
(金田麻有)