去る3月29日に逝去した日本が誇る喜劇王・志村けん。本サイトを運営する徳間書店発行の週刊アサヒ芸能のインタビューでかつて披露した、爆笑エピソードの数々を同誌で掘り起こしている。まずは、下積み時代を振り返り、
「そのころは靴も買えなかったから、仲よくなったテレビ局の小道具さんからわらじをもらってずっと履いていたの。だけど、都内はアスファルトだから3日くらいしかもたない。すれるから藁がほどけちゃって、半分ぐらいは素足になっちゃうわけ。電車に乗ると周りの客が変な目で見るんだよね」
また、華麗なる「オンナ交遊録」の、その1ページ目についても激白。
「最初の同棲は付き人時代だった。新宿の成子坂ってとこに3畳で6500円の部屋があって、そこで一緒に住んだんですよ。相手は16歳の女子高校生。今だったら捕まっちゃうって。まさに『神田川』の世界。長くは続かなかったね。すぐいかりや長介さんにバレてしまい、『単独行動するんじゃねぇ!』って、こっぴどく怒られて終わっちゃったよ」
ほかにも大出世を果たしたドリフ時代の豪快過ぎる遊び方や、後輩芸人を巡る感動秘話などを、志村本人の言葉とともに振り返る。
語り継がれるべき「“変なおじさん”の人生」は、4月7日発売の週刊アサヒ芸能4月16日号に掲載。さらに急逝後にテレビ業界に吹き荒れた「志村パニック」についても、その全容を詳報している。