3月末で米倉涼子が所属するオスカープロモーションから退社した。芸能プロ関係者が打ち明ける。
「昨年末から忽那汐里、ヨンア、岡田結実とタレントが続けて退社した後でしたが、まさか事務所の稼ぎ頭である米倉さんまで退社するとはビックリでした。米倉さんが退社した理由は、アルゼンチン人ダンサーとの結婚を反対された、3月に創立50周年となった事務所の役員人事への反発、はたまたみずからの出世作の『黒革の手帖』シリーズを後輩の武井咲に譲ったから…といったものまで、様々な憶測がなされています」
99年にモデルから「女優宣言」した米倉。だが、以来20年間事務所の看板女優として活躍、今や数千人のモデルが所属する事務所の屋台骨となっているだけに“勤続疲労”があったのは間違いないところだろう。
「米倉さんは、4月からは個人事務所ということになります。通常大手プロダクションから独立すれば、しばらくは、周囲が忖度して干されたような形になるのが業界の通例でした。最近では、ジャニーズ事務所を退社した元SMAPメンバーの例がありますが、米倉さんの場合は、すでに今秋ドラマへの出演が決まっているそうです。しかも、米倉さんの当たり役『ドクターX』を放送するテレビ朝日の木曜9時。実は、この枠はオスカーが制作費を出しているドラマ枠で、米倉さんも絶対信頼を寄せる女性プロデューサーには頭が上がらない存在なのです」(前出・芸能プロ関係者)
それでは、独立直後に「大門未知子」が登場?
「ただ、残念ながらそうはいかないようです。というのも、『ドクターX』は常時20%超えの高視聴率を誇るモンスター番組ですが、昨年のシリーズ6は20%を超えたのは初回のみ。以後視聴率は予測より低迷し、平均視聴率も初めて20%割れとなった。マンネリ化を嫌う米倉さんが、独立1発目の仕事に『ドクターX』を選ぶことはない。それにこのコロナ禍が秋までにどんな展開になっているかわからない中での医療モノは難しいはずです。まずは、『リーガルV』からのスタートになり、それが芳しくないとなれば、『ドクターX』がまた、検討されることになるでしょう」(前出・芸能プロ関係者)
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