3月24日、芸能事務所のオスカープロモーションが、所属女優の米倉涼子が3月31日付で退社、独立することを発表した。
米倉は92年、「全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。モデルとして活動を続けたのちに、本格的に女優に転向。松本清張作品のドラマやミュージカル「CHICAGO」が大きな話題を呼んだ。さらに主演ドラマ「ドクターX」(テレビ朝日系)を、毎回高視聴率を叩き出す人気シリーズにまで押し上げた。
大黒柱とも言える大物女優の独立。米倉は育ててくれた事務所に感謝のコメントを残し、事務所も円満退社を強調しているが、やはり言葉どおりに受け止めるわけにはいかないようだ。
「本当に円満なら、米倉ほどの大物が独立1週間前に電撃的に発表とはならないでしょう。今月に入って、米倉が交際しているアルゼンチン人男性と結婚する意思があることを事務所に報告したところ猛反対されたため、独立に至ったとの報道もあります」(芸能ライター)
オスカーからは、昨年末に忽那汐里、今年に入ってヨンアが退社しており、この3月末には岡田結実も退社する。芸能人の離脱だけではなく、昨年には社員が40人以上退社する異常事態であることも報じられている。はたして、「美の総合商社」と呼ばれたオスカーは、どこへ向かっていくのだろうか。