脚本家で俳優の宮藤官九郎が4月13日放送のラジオ番組「ACTION」(TBSラジオ)にコメントを寄せ、「おかげさまで先週火曜日に退院することになりました。現在は自宅療養中ですが、いたって元気です」と報告した。
宮藤は入院中、感染症専門医から「とにかく家にいて、感染を防いでください。医療崩壊が起きる危機感はありますが、同時にこの病気に対する知識と経験を積んで、医療現場は的確な対応ができるように、日々進化しております。感染者さえ増えなければ、撲滅できます。とにかく家にいてください」と言われたことを明かし、「家から一歩も出ずにバカ殿ばかり見ています。そんなわけでもうちょっと休みます」と、今しばらく休養を取る意向を示した。
そんな宮藤の言葉にホッとしたファンも多いようだが、中には怒りが収まらない人もいるようで、「自分の行動を反省してないのがよくわかったわ。まるで他人事のような物言い。そのまましばらく休んでていいよ」「舞台楽しみにしていたのに、宮藤のせいで中止だよ。こんな時期にライブハウスになんか行ってるからだ」「舞台もラジオも引っ掻き回して他人事のようなコメント。心底呆れる」など非難の声も噴出している。
「宮藤は新型コロナウイルスに感染した際、『まさか自分が』と発言し、あまりの危機感の薄さにブーイングが殺到しました。また、自身が作・演出の舞台『もうがまんできない』の公演を間近に控えていたにもかかわらず、ライブハウスに足を運んでいたことも発覚。さらなる批判を浴びました。今回、それらについて何らかの謝罪があるかと思っていましたが、一切触れられることはなく、一部のファンも呆れています。これでは舞台を楽しみにしていたファンや、振り回された舞台出演者も浮かばれないでしょうね」(芸能記者)
病床で「バカ殿」を観て爆笑するのは自由だが、そのバカ殿はコロナによって亡くなってしまった。はたして、コトの重大さを宮藤は本当に認識しているのだろうか。
(ケン高田)