4月18日からイザワオフィスの公式YouTubeチャンネルで始まった、「志村けんのだいじょうぶだぁ」の動画公開が大反響を呼んでいる。
志村さんが3月29日に新型コロナウイルス感染により亡くなった直後から、テレビ各局は追悼特番を組み、志村さんの名場面を振り返っていたが、1987年から96年にフジテレビで放送された「だいじょうぶだあ」に限っては放送されず。これについてイザワオフィスは18日、公式ホームページで「諸事情により、テレビなどで目にしていただく機会がなく、今後についても、残念ながら限りなくゼロに近い状況です」とし、検討した結果、関係各所に理解を得たうえで諸経費を除いた収益全額を日本赤十字社に全額寄付するという形で、動画公開に踏み切ったという。
「YouTube用に再編集された動画は10本に分けて順次公開される予定とのことで、21日の時点で1本目の動画の再生回数は410万回を超えるという人気ぶりです。事務所の言う“諸事情”については昨年11月、法律違反の薬物絡みで5度目の逮捕(控訴中)となった田代まさし被告が原因ではないかと囁かれています。その田代被告が動画では何も処理されずそのまま登場。これに《やっぱり志村さんのコントにはマーシーが欠かせない》《だいじょうぶだぁは田代が出てた時が一番おもしろかったんだよな》と、絶賛の声が上がっているんです」(ネットウオッチャー)
以前、自身のYouTubeで、「『お前は普通のお笑いの人と違うリズムを持っていてやりやすい』って言われたことがありますね」と、誇らしげに語っていた田代被告。志村さんの死去にあたって「志村さんよりぼくが逝くべきだと思いました」などとコメントしているが、志村さんに認められたお笑いセンスを今後も見せ続けることが、何よりの手向けになるのではないか。