優勝こそしたものの、東アジアカップでのザックジャパンの戦いぶりがあまりにもお粗末だったと批判が集まっている。W杯に向けて一気に暗雲が垂れ込めているが、その原因の一端がなんと「豚カツ」にあるという──。
アルベルト・ザッケローニ監督がサッカー日本代表の指揮官に就任したのは10年8月。初采配を振るったアルゼンチン戦で1対0で歴史的な勝利を収めると、11年11月のW杯アジア3次予選の北朝鮮戦に敗れるまでの1年間、16試合無敗という手腕を発揮した。
その裏で、実は日本サッカー協会の小倉純二会長(当時)の「手腕」も炸裂していたというのである。協会関係者が語る。
「協会にほど近いところにある豚カツ屋『津々美』ですよ。小倉会長が協会職員を昼食に誘い、この店で食事をする。連れて行く職員は1人ではなく複数。そして必ず全員分をオゴる。試合前にこれをやると負けることはなかった。悪くても引き分けでした」
対戦相手の「攻撃」を受けない絶妙かつ巧妙な「アシスト」である。
ところが今年に入り、3月のヨルダン戦、5月のブルガリア戦に連敗すると、6月のコンフェデ杯ではブラジル、イタリア、メキシコに3連敗と急失速。東アジアカップの中国戦は3対3の引き分けながらも、内容は負けに近いものだった。その理由を、先の協会関係者はこう打ち明けるのだ。
「12年8月に就任した大仁邦彌新会長が豚カツの儀式をやらないようになったんです。小倉前会長からの“引き継ぎ”がきちんと行われなかったようで‥‥。協会内では『これは豚カツの呪いだ』と秘かに騒ぎになっています」
大仁会長、頼むから豚カツをオゴってやれよ!