お笑い界の第7世代を牽引する「霜降り明星」の粗品が、マニア級の腕前でネット民を驚かせた。4月23日深夜に放送された冠番組「霜降りバラエティ」(テレビ朝日系)にて、リズムゲームの「太鼓の達人」を華麗にプレーしてみせたのだ。
番組ではタレントのしらほしなつみが特技として「太鼓の達人」をプレーするも“普通”の難易度でミスを連発。ここで粗品に交代すると、まさかの超絶技巧が披露されたというのだ。
「粗品は、人気アニソン歌手のLiSAが昨年末の紅白歌合戦で歌った『紅蓮華』をチョイス。難易度は最上級の“おに”を選び、プレー速度も2倍速に設定したことで、ゲーム好きの視聴者は《変なボケで終わらせたら許さんぞ!》という空気になったことでしょう。ところが粗品は冒頭から完璧なプレーを炸裂させたんです。譜面が目で追えないほど速く流れていく激ムズさをもろともせず、291連続成功のフルコンボを達成したのです」(テレビ誌ライター)
この場面にネットでは<うますぎてビビる!>、<芸能人でこんなにうまい人は見たことない>、<初めて粗品をかっこいいと思った(笑)>と絶賛の声が続出。若手随一のツッコミ師として定評のある粗品が、新たな一面を開花したようだ。
「霜降り明星は1月11日に開催された東京eスポーツフェスタにて小池都知事と『太鼓の達人』で対戦し、忖度なしの勝利を収めていました。ただこの時はせいやがプレーしており、粗品の腕前はまったくと言っていいほど知られていなかったのです。その粗品は史上初めてM-1グランプリとR-1ぐらんぷりをダブル制覇した実力派芸人ですが、まさかこんな飛び道具も隠し持っていたとは。まだ披露していない特技もありそうで、芸人としてさらに活躍してくれそうです」(前出・テレビ誌ライター)
今回の勝負曲に、大人気コミック&アニメ「鬼滅の刃」のOPテーマを選んだ点も好感されている粗品。そのポテンシャルはまだまだ奥が深そうだ。
(金田麻有)