若手人気お笑いコンビ・霜降り明星が、4月からゴールデンのバラエティ番組「オトラクション」(TBS系) で初MCに挑戦することが明らかになった。
この番組は、アーケードゲーム(業務用ゲーム機)の中でも人気の音楽ゲームをアトラクション化した音感バラエティ番組。
出演者はサウンド、メロディ、リズムといった音をテーマにしたデジタルアトラクションにチームで挑戦する。昨年8月に単発番組として放送され、今年の4月にレギュラー番組として放送されることになった。そのMCを歌手の西川貴教とともに務めるのが霜降り明星の2人だ。
霜降り明星といえば、2018年に「M‐1グランプリ」王者に輝き、お笑い第7世代の筆頭と言われる2人。ミキ、EXITとともに深夜のトークバラエティ番組「霜降りミキXIT」(TBS系)や深夜の冠番組「霜降りバラエティ」(テレビ朝日系)でMCを務めてきたが、ゴールデンでのMCは初めてだ。2019年7月にYouTubeを始め、昨年10月にチャンネル登録者数100万人を突破。今、いちばん勢いのあるお笑い芸人と言えるだろう。この抜擢にはテレビ局側のこんな思惑があるようだ。
「昨年4月から、世帯視聴率だけでなく個人視聴率も採用されるようになり、スポンサーは購買力のある若い世代に響く番組を求めています。そんなニーズもあって、各局ともバラエティ番組で若手のお笑いタレントを積極的に起用しているのです。ただ、せいやは昨年5月、Zoomのオンライン飲み会で下腹部を映すなどの行為をしたことを。文春砲に暴露され、子供向けバラエティ番組『おはスタ』(テレビ東京系)を降板。現在、2度目の緊急事態宣言下でもあり、同じ失敗を繰り返さないか心配する声も上がっています」(芸能ライター)
お笑い第7世代の先頭を走る霜降り明星。ほかのコンビのためにも失敗はできない。
(窪田史朗)