夫婦生活についてもアケスケに話すビッグダディ。そうしたサービス精神からか、芸能界入りの噂も絶えない。今年6月には、著書の担当編集者S氏が、新日本プロレスの関連会社に転職。それを受けて、「プロレスラーに転向」や「芸能事務所設立」の話も飛び交っているが‥‥。
いやいや、芸能界進出なんてとんでもない。本当に自分は運がよくて子だくさんということでテレビに取り上げられただけ。でも、そのおかげで本まで出せて、おかげさまで借金まで返せた。しかし、芸能界への進出欲はありません。
ただし、僕は人とのつながり、信頼関係を大切にするので、もしS君がマネジメントを買って出てくれることがあったら、ゼロではない話だと思います。
人生は駅伝だと思っているんです。次から次と“たすき”を渡していく駅伝です。僕の人生で何もできず、社会の役に立てなくとも、自分の子供たちが、その子供の孫たちが、何か人の役に立ついいことをして評価されるかもしれない。
そもそも「自分が何かすごいことをやってやろう」なんて思うこと自体が間違い。自分の人生で何かしようなんて思わなくていいし、「俺はたすきを渡すだけでいい」と思えれば、人生は楽になれます。ぜひ、アサ芸の読者の方々も肩の力を抜いて「自分らしく」生きてください。
そして、自分が言うのも何ですが、女性を理解しようと思うことが、何歳になっても「男らしさ」を保つことができる秘訣じゃないでしょうか。
夫婦生活についてお話するのは今回が最後です。美奈も芸能活動をしているので、これ以上のことは俺の口から言えません。ただアサ芸さんだけには本当のことが言いたかったんです。
今のところ、美奈が戻ってくる部屋は、ここにはありません。でも、鍵はかけるつもりもありません。おかげで連日、マスコミの方が訪れますけど、きっと一過性のものでしょう(笑)。