5月20日、情報番組「バイキング」が、19日に街の混雑模様として紹介した映像が、3月のものだったと番組内で謝罪した。この映像の不自然な部分は、放送直後からネットで指摘されていたという。
「バイキングでは19日の放送で、外出自粛の気の緩みで街中の人出が増えている問題について取り上げました。その際、原宿の映像を“先週日曜(17日)のもの”として流したのですが、最高気温28度だったにもかかわらず厚着の人が多いことや、3月に発売されたマクドナルド限定メニューの看板が映っていることで、ネットでは捏造ではないかと炎上する事態となっていました」(テレビ誌記者)
すると20日の放送の最後、進行を務める榎並大二郎アナウンサーが「今月17日、日曜日の東京・原宿の竹下通りと表参道の様子として紹介した映像は、正しくは3月のものでした」と説明し、謝罪した。
しかし、この謝罪に対し、視聴者からは不満の声が続出しているという。
「今回、『バイキング』はアナウンサーを通して謝罪したものの、時間は1分にも満たない短いものでした。また、頭を下げたのは榎並アナだけで、メインMCの坂上忍はその問題にいっさい触れることなく番組を進行。この対応にネットでは『なんで榎並アナだけに謝罪させるんだよ!』『坂上はメインMCなら、なぜそんな捏造をしたのかしっかり説明するべき』『毎日、政府のことは徹底的に批判するのに、自分の番組の捏造に関しては知らんぷり。呆れる』と、坂上の態度に批判が殺到しています」(前出・テレビ誌記者)
坂上といえば4月に、緊急事態宣言の解除までギャラを全額寄付することを発表し一部では称賛の声もあがった。しかし今回の件では、ガッカリした視聴者が多かったようだ。