5月21日発売の「週刊文春」で、外出自粛要請中に、産経新聞社会部記者や朝日新聞の元検察担当記者らと賭け麻雀をしていたことが報じられた東京高検検事長の黒川弘務氏が同日、訓告処分となり、辞表を提出した。
ツイッター上では抗議の投稿が殺到し「#黒川検事長の懲戒免職を求めます」がトレンドの上位に入った。
安倍晋三総理は21日夕方、官邸で記者団に対し「総理大臣として当然、責任がある」と述べた。
この報にネットでは「賭け麻雀をやっていたなんて、記者もろとも賭博罪で完全にアウト」「賭け麻雀は刑法違反。これは懲戒免職の事案。訓告は甘い」「東京高検の検事長ならば、賭け麻雀が違法であることはわかってるはずなので自首して下さい」「これは懲戒免職相当でしょうし、たとえ賭けていなくても社会情勢を踏まえれば国家公務員としての倫理が欠如していると言えます」など厳しい意見とともに“処分が甘すぎる”との怒りを込めたコメントが大半を占めた。
「処分は“訓告”で“戒告”より軽く、懲戒免職の対象にもなりません。これでは満額退職金が支払われることになる。このような処分では、自粛要請で生活に困窮する国民が納得できようはずもない。任命した安倍総理の責任も重いですよ」(社会部記者)
黒川氏は法を順守する立場として、自身の犯した罪をどうジャッジするのだろうか。