ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が、ネット上でフルボッコ状態になっている。その理由は、5月26日に「NEWSポストセブン」から配信された「自粛ムードに負けずこれからも出歩きます」と題された記事だ。
その中で鳥越氏は「批判されるかもしれませんが、私は自粛中も、可能な限り元通りの生活を続けていました」と前置きし「『不要不急の外出は控えて』と言われていましたが、3月31日に妻と2人で伊豆の下田に旅行に行きました」と明かした。さらに、自宅から恵比寿あたりまでを30~40分かけて散歩していると言い、その際、「散歩なら他人との距離も取れるので、マスクはしていません」と発言。「高齢者は家でじっとしているだけだとすぐに足の筋肉が衰えてしまいます」という理由のようだ。
この報に対しネット民は「散歩するのは構わないけど、歩行時のソーシャルディスタンスは5メートル必要と言われている中『散歩なら他人との距離も取れるので、マスクはしていません』と言い放ち、それを勧めるような発言は、とてもジャーナリストが取る行動とは思えません」「リスクの高い高齢者こそ、自分のため、そして医療を守るために外出自粛するべきではないかと」「マスクをしていない人とすれ違うのは怖い。ご自分の行動が不安を拡散していることを認識できていないということですね」など批判的な意見が向けられた。
「確かに高齢者にある程度の運動は必要でしょう。ですが、外ではなく家の中でできることをみんな、工夫しているんです。なぜ今、このような告白をしたのかわかりません」(週刊誌記者)
自身の健康を守るのは大いに結構だが、他人に不安感を与えるのはいかがなものだろうか。