タレントのフィフィが5月25日、自身のツイッターを更新。ネット上の誹謗中傷について私見を述べ、絶賛を浴びている。
フィフィは「ネットの誹謗中傷に対して非難の声があがる中、一方で著名人が政治家を馬鹿にするツイートしまくってる違和感」とし、「相手がタレントでも人間!って批判しておきながら、政治家なら平気で罵る。意見を言うのと中傷は違う。ちなみに私人なのに安倍昭恵さんのインスタとか酷いよ。言論の自由って?都合よすぎ」と綴り、昨今、ネット上で問題になっている誹謗中傷議論に一石を投じたのだ。
23日には恋愛リアリティ番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラーの木村花さんが急逝していたこともあり、これを受けての発言だったと思われるが、フィフィの発言にネット上では「最近、政治家を叩くツイートしてる芸能人。やっていることは同じだよな」「政治家は公人とはいえ、何を言ってもいいわけではない。木村さんをディスってた奴とやっていることは変わらない」など、共感の声が広がっている。
ネット上の誹謗中傷に関しては、他にも藤田ニコルや武井壮、ラサール石井、城田優、本田圭佑などが私見を述べているが、“政治家を批判する著名人”という視点について突っ込んだ見識を示した著名人はフィフィぐらいだろう。その是非はともかく、政治経済に知見が深い外国人タレントとしてニュース番組などで活躍している彼女ならではの発言だったと言えよう。
(ケン高田)