坂道グループの勢いが加速か!?
6月3日放送のラジオ番組「レコメン!」(文化放送)で「女性アイドル顔だけ総選挙2020」の結果が発表された。同ランキングはタイトル通り、番組リスナーが票を投じて、顔面だけに限定して女性アイドルの頂点を決めるというもの。
今回で8回目の開催となるが栄えある1位には乃木坂46の白石麻衣が輝き、前人未到の4連覇を達成。続いて、AKB48・乃木坂46・欅坂46を凌ぐ最短での東京ドーム公演が12月に予定されており、坂道グループで現在最も成長が著しい日向坂46から、加藤史帆が2位、齊藤京子が3位と続いている。
欅坂46からもキャプテンの菅井友香が5位に、女性ファッション誌「non-no」の専属モデルも務める渡邉理佐が8位にランクインしており、トップテンは坂道グループで独占。
坂道グループ以外からAKB48グループのNGT48・加藤美南が13位、SKE48の松井珠理奈が14位、NMB48の山本望叶が15位にランクインしているが、トップ20までの17人を坂道グループが占め、坂道グループの勢いが顕著に表れる結果となった。
「15年の第3回ランキングでは白石麻衣を除く19人をAKBグループが占めていましたが、17年の第5回ランキングでは欅坂の台頭もあり、坂道シリーズから総勢12人がランクインしたことで坂道グループがAKBグループを逆転。以降は坂道グループの勢いが増しています。1位の白石は乃木坂46を卒業予定ですが、乃木坂は今回のランキングで最多の10人がランクインしていますし、次世代の注目株も控えています。一方のAKBグループは今回のランキングで14位かつ、ランクイン常連だったSKEの松井が10月には卒業予定。NGTの加藤も、NMBの山本も今回が初ランクインですし、松井が卒業してしまうと安定してこのランキングに入れるメンバーが途切れた形になる懸念もあります」(アイドル誌ライター)
コロナ禍で活動が制限されてしまうという状況もあるが、ここは、AKBグループとしても世間に存在をアピールしていってほしいものだ。
(石田安竹)