NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が6月8日放送され、新型コロナの影響で撮影が遅れていたことから、同回の第21話をもって一時休止に入った。
「21話の平均視聴率は16.3%と、前回から1ポイントアップ。これまでの放送で4番目という好成績を収めました。桶狭間の戦いという中盤において最大の見せ場だったという点や、片岡愛之助演じる今川義元を討ち取る織田信長(染谷将太)の家臣・毛利新介役として、今井翼が本格復帰後初のドラマ出演だったことも影響したと思われます。放送中も、SNSでは今井が宙を舞うド派手な討ち取りシーンに熱狂する声が多く見られましたね」(テレビウオッチャー)
次週からは3週にわたり「戦国大河ドラマ名場面スペシャル」を放送して、いわば「穴埋め」をすることが告知されている。もちろん再スタートが待ち遠しいといった声も多く聞こえてくるのだが…。
「一方でネット上では《これで最終回でもいいんじゃない?》《最高の最終回!あ、これで終わりじゃないんだ》《もうお腹いっぱい。これで終われば有終の美だろう》など、明智光秀役で主演の長谷川博己が聞いたら泣きたくなるような意見も多く上がっています。確かに桶狭間の戦いに向け長谷川の出番はほとんどなく、21話では戦を終えた信長を道端で出迎えるという、取ってつけたような登場の仕方でしたからね。染谷や愛之助、徳川家康役の風間俊介の好演が目立っていただけに、長谷川の影が完全に薄くなった状態で休止に入った状況です」(テレビ誌ライター)
休止明け、長谷川の存在は徐々にクローズアップされることは間違いないだろうが、視聴率のプレッシャーも一気に重くのしかかりそうだ。