お笑い芸人でユーチューバーの宮迫博之が、アーティスト活動を開始した。デビュー曲の「雨上がり」を6月14日に無観客で開催されたレペゼン地球のライブにて、オープニングアクトとして披露したもの。
宮迫は6月13日に公開した動画とブログにてアーティスト活動の開始を告知。14日のお披露目後には自身のユーチューブ公式チャンネルにMVを公開し、翌15日には各配信サイトで楽曲の販売を開始するという手際の良さを見せた。そんな宮迫のデビュー曲に、各所からツッコミが寄せられているという。
「ブログにはライブハウスで青いベースを手にした画像を掲載。宮迫のアーティストデビューを報じるネットニュースにもこの画像が掲載されており、《宮迫、ベースボーカルなんだ!》《楽器弾けるんだっけ?》といった声が続出していました。ところが公開されたMVや14日の初お披露目ではどこにもベースは見当たらず、《ベースないやん!》とのツッコミが寄せられているのです」(芸能ライター)
かつては山口智充との音楽デュオ「くず」としてCDをリリースした実績もある宮迫だが、担当は一貫してボーカル。楽器といえばタンバリンくらいのものだったが、それがなぜ突然、ベースを構えた姿をキービジュアルに使うことになったのだろうか?
「その答えは宮迫が6月5日に公開した『別の人の彼女になったよ(カバー)』という動画にあります。これまで宮迫は“歌ってみた動画”を何曲もアップしており、このカバー動画は東京・下北沢のライブハウスで撮影した本格的なもの。この動画の中で宮迫はベースを構えており、その様子をアーティストとしてのキービジュアルに採用したようです。なぜベースを手にしたのかはまったくの謎ですが、ボーカルのみだと間が持たないからだったのかもしれません。この動画でも視聴者から《弾かないんかーい》《最後まで持ってるだけで草》などとベースについてさんざんイジられていました」(芸能ライター)
ちなみに宮迫がカバーしたのは「wacci」というバンドの曲で、ボーカルの橋口洋平は、ギターを弾きながら歌うスタイルだ。それをマネするつもりがギターとベースを間違えてしまったのであれば、それはそれで宮迫らしいのかもしれない!?
(金田麻有)