06年に法律違反の薬物を巡る取締法違反の有罪判決を受けて早4年。プロ野球の開幕差し迫る6月15日に清原和博氏(52)の執行猶予が明けた。さっそく、球界に向けて歩を進めたいところだが「現実は甘くない」と、スポーツ紙デスクが厳しい現状を語る。
「どこかおめでたいムードが漂っていますが、シャブでパクられた清原氏の球界復帰へのハードルは果てしなく高い。近年、闇社会との断絶を目指すNPBはコンプライアンスに一層厳しい姿勢を見せています。清原氏の黒い交友関係が断ち切れたかわからない現状では、プロ野球への復帰は容易ではないでしょう」
禊を済ませても球界からのアレルギー反応は収まらないようだ。球界復帰の現実味に欠ける裏側では、とある復帰計画が練られているという。
「まずは、大減量プロジェクトです。薬物の治療で飲んでいる薬の影響もありますが、現役時代から増えた体重は130キロ~140キロを推移しているといいます。立派すぎる太鼓腹のままではスターの面影は取り戻せません。薬物治療中の本人は『今はそれどころじゃない』と乗り気ではありませんが、息子たちのトレーニングにも関わっているパーソナル・トレーナー・ケビン山崎氏の協力を得られる環境を活かさない手はありませんよ」(球界関係者)
腹が引っ込めば、復帰に向けて奮闘しているというアピールにもつながるだろう。そして、全盛期の体を取り戻すことで新たな道が開けてくる。
「肉体改造が目に見えて成功すれば、行きつく先は俳優デビューです。それも、日本ではなくハリウッド。本人もあこがれる、米プロレス団体・WWEのスーパースター・ドウェイン・ジョンソンのように、アスリートからハリウッドへの華麗なる転身を遂げるシナリオが検討されています」(前出・球界関係者)
日本に見切りを付ければ、薬物や入れ墨に寛容なハリウッドの土地柄も追い風。野球とは違った新境地の開拓で「第二のザ・ロック」として、日本球界をギャフンと言わせることもできるだろう。6月23日発売の週刊アサヒ芸能7月2日特大号には、清原氏の球界復帰を阻む近況と合わせてハリウッド進出計画について詳報している。