終息に近づくかと思っていたら、7月2日には都内で新たに100人を超える感染者が出た新型コロナウイルス。それだけに、依然、引っ張りだことなっているのが、白鴎大学教授の岡田晴恵氏だ。
一躍有名になった彼女に対して、これまでに、称賛から批判まで、多数のコメントが飛び交ったものだった。今年3月にはすでに、「週刊文春」も動き出し、3月下旬に発売された号では、かつて勤務していた国立感染症研究所の上司と“禁断の師弟愛”に陥ったのではないかなどの疑惑を直撃する記事も掲載された。感染研時代の岡田教授を知る人物は、彼女をこう評する。
「文春の記事を読んで、合点がいったことがいくつかありました。岡田先生と話していると、『○○先生がこうおっしゃった』『○○先生に相談したから』『○○先生の著書では…』と、記事にも出てきた上司の名前がたびたび出てきていたんです。えらく尊敬しているのだなと思っていましたが、研究所入所後、特別な関係性があったんじゃないかと周囲に思われていたという記事には、妙に納得しました。岡田先生は、よく、『感染研の同僚たちから自分はイジワルをされている』『自分は嫉妬されて周りの同僚から無視されている』『○○先生から目をかけられているので嫌がらせを受けている』などといった意味のことも言っていましたね。岡田先生の感染症への知識や情熱には感服しますが、周囲との協調性ということにおいては、もしかしたら、少々苦手な部分があるのかな、と思いました」
それくらい仕事に情熱があり、知識もあるからこそ、現在もテレビで引っ張りだこなのだろう。
(伊藤その子)