女優・多部未華子主演のドラマ「私の家政夫ナギサさん」(TBS系)が好調だ。
7月21日に放送された第3話も世帯平均視聴率12.7%と高く、コロナ禍で放送開始が遅れた4月期のドラマの中で、今や台風の目になりつつある。
仕事に一直線で家事と恋愛に不器用なアラサー独身女性が、おじさん家政夫・ナギサさん(大森南朋)を雇ったことから巻き起こるハートフルラブコメディ。第3話では、主人公のメイ(多部)が家政夫を雇っていることを知った母・美登里(草刈民代)が、「今からでも遅くない。やればできる。家政夫雇っているなんて人には言えないでしょ」と“呪いの言葉”をかける。結果、仕事と家事をフルスロットルでこなすメイは過労のため倒れてしまう。うわごとで「おじさん」を呼ぶメイにショックを受ける母の美登里。テキパキと介抱するナギサさんを見た母は「あとをお願いしていいですか」と帰ろうとするも、「メイさんが必要なのは私ではありません」と言って、メイが何を母親に求めているのかを教えるのだった。
「このドラマは、アラサーOLのお仕事ドラマだと思って見ていましたが、実はもっと奥が深い。母と子のトラウマの解消など、家族関係を描いた令和の新しいホームドラマなのかもしれませんね」(芸能ライター)
そんな中、大森演じる家政夫ナギサさんの“名言集”もネットで話題を呼んでいる。
「中でも、ナギサさんの勤務する会社を訪ねて来て、家事が苦手なメイを嘆き、『今からでも遅くはない。苦手なことでもやれば必ずできる。甘やかしたくないんです』と言う母・美登里に『メイさんは何事も一生懸命な方。できるところだけでなく、できないところも見てあげてください』と諭すシーンには『めっちゃいい言葉。泣きそうになった』といったキュンキュンコメントも多数書き込まれています」(前出・芸能ライター)
今後の展開にますます注目だ。
(窪田史朗)