13年ぶりに復活したことで話題のドラマ「ハケンの品格」(日本テレビ系)。篠原涼子演じるスーパー派遣社員・大前春子が派遣先の食品会社・S&Fで高いスキルを発揮して難題を解決するこのドラマ。特に、前シーズンでもレギュラー出演していた大泉洋演じる東海林が、S&F旭川支社から本社に呼び戻されてからは、下がりつつあった視聴率がV字回復。視聴者の期待の高さがうかがえる。
東海林の持ち前の調子のよさもさることながら、注目を集めているのは劇中で繰り広げられる大前春子とのアドリブ合戦のようだ。
第4話では、東海林みずからプロデュースした「黒豆ビスコッティ」の名前の由来を「私、釧路湿原に参りまして一羽の丹頂鶴が飛んで参りました」と、その時の丹頂鶴が「ビスコッティ」と鳴いたことから名付けたと説明。このシーンが、アドリブではないかと話題に。
また、第5話では春子が東海林のクルクルパーマをヤユして「失敗は、その腐れマリモだけにしてください」と言い放ち、それに対し「腐れマリモってなんだ! オレはな、スーパーマリモだ! いや、マリモじゃねぇんだ! あとな、これは失敗じゃない、天パだ!」とまくし立てるシーンが。
これを見た視聴者からは〈やりとりがおもしろすぎて周りの出演者も笑ってたねwwww アドリブ入ってる?〉〈昨日のハケンおもろすぎ 腐れマリモのくだりアドリブ?〉など、反響を集めた。
ドラマも後半戦に突入。ますます拍車のかかった「大泉節」と「ディスリ篠原」の「アドリブ対決」に期待したい。
(窪田史朗)