お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が7月25日、トークバラエティー「おかべろ」(関西テレビ)に出演。“お笑い第7世代”の脅威について語った。
昨年6月、人気女優・蒼井優と結婚し、いまや全国区のMCを務めるようになった山里は、かつてはブサイク芸人として認知されていた。当時の妬みのターゲットは売れている同期芸人、特にキングコングだったそうだが、現在、妬みの対象としているのが勢いのあるお笑い第7世代だという。
第7世代について山里は「恐ろしくないですか? すごいじゃない?」といい、「センスあるしさ。ネタのジャンル、カテゴリーってもう全部出尽くしたかなって思ってた自分が恥ずかしいぐらい、そんな角度、そんな温度のコントやるの? そんな漫才やるの? そんな組み合わせでやるのっていうのがゴロゴロいる」と新世代の感覚を絶賛。
さらには「この第7世代、ちょうど僕たちが恐れおののいている人たちとの距離感があるから畏怖がない。センスがあって畏怖がないから、どんなすごいMCの方でも完璧に自分のパフォーマンスが全員できちゃう」と、大物MC相手でも物怖じしないことを指摘した。
また山里は「ぺこぱ」が人を傷つけないツッコミを発明したように言われていることに対し、「オレ、オレ、2004のオレ、16年前」と自分がパイオニアだと主張してスタジオを笑わせたが、レギュラー番組14本を抱える今でも若手を意識しているあたり、山里もまだまだ上昇志向を失っていないのだろう。
(鈴木十朗)