ゲームセンターで見かけるパンチングマシーン。男性なら1度はトライしたことがあるだろうポピュラーなこの遊具に、プロボクシングの元世界チャンピオン3人と現WBA世界ライトフライ級スーパーチャンピオンの京口紘人が挑戦、誰のパンチ力が優れているかを競い合うといった番組があった。
YouTubeチャンネル〈渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 公式チャンネル〉、7月23日投稿の〈Vol58【新旧世界王者 パンチングマシーン対決】京口紘人チャンピオンとレジェンドチャンピオンがパンチングマシーンでガチンコ対決!〉がそれだ。
この回は、体格差のハンデも加味し、1人3発のパンチの合計得点が最も高いチャンピオンが勝利というルールで始まった。OBも現役もパンチ力は関係ないと言う畑山に、きれいな打ち方ではなく、パンチ力が出る打ち方で打つと意気込む竹原。パンチングマシーンが壊れてしまうのではないかといった迫力のある打撃戦を制したのは、さすが現役チャンピオンの京口で、続いて畑山、渡嘉敷、竹原の順となった。
なお、京口のYouTubeチャンネル〈京口紘人Hiroto Kyoguchi【WBA世界王者】〉では同じくパンチングマシーンによる利き腕ではないほうのパンチ対決が7月23日には〈【全員世界王者】最強の拳だけでパンチングマシーン対決〉とのタイトルして投稿されている。
結果は京口、渡嘉敷、畑山、竹原の順となり、御年59歳の渡嘉敷も大健闘を見せたのだが、第2戦の利き腕ではないほうのフック対決では渡嘉敷が最下位ではあった。しかし〈年齢考えても渡嘉敷さんが凄すぎる!〉と渡嘉敷を絶賛する視聴者のコメントが散見された。
総合格闘家の那須川天心もみずからのYouTubeチャンネルで7月22日に〈パンチングマシーンやってみた!〉を投稿している。見るだけでスカッとできるパンチング動画は鬱々とした今の日本において流行の兆しを見せるかもしれない。
(ユーチューブライター・所ひで)