歌手・藤圭子の衝撃的な自殺から3週間が経過した。その真相は闇の中だが、加熱する報道に巻き込まれたタレントがいた。
芸能記者が話す。
「藤が飛び降りたマンションやその周辺には、多くの芸能人や著名人が住んでいます。例えば、歌手の玉置浩二はタレント青田典子と結婚した後も、周辺のマンションに住んでいて、芸能マスコミでは知られた存在でした。自殺現場付近には、数日間、マスコミが張っていたため、人目につきたくない玉置は日課のジョギングコースを変更したそうです」
しかし、これはまだ間接的な被害と言えるだろう。中には、直接、藤の自殺の真相を問われた女性タレントがいる。元アイドルで、現在はバラエティ番組などで活躍する女性タレントのNである。
ある社会部記者がその真相を話す。
「藤が飛び降りた部屋を割り出した後、各社はマンションの13階のフロアの部屋の持ち主を調べました。すると、藤が飛び降りた部屋の隣の部屋の持ち主がタレント・西村知美の夫の名前だったのです。中には、西村の所属事務所に問い合わせをした社もあったそうですが、結果的には同姓同名の人物だった。珍しい名前なのに、漢字まで同じ。西村は困惑しきりだったそうです」
メディアスクラムによる報道被害が思わぬところでも起きていたのである。