最終回に向け視聴率も40%超えが期待される「半沢直樹」(TBS系)だが、局内でも関連企画などでひっぱりダコの状況だという。
「立役者の福澤克雄ディレクターは『半沢が社長になるまでドラマで描きたい』とアツい文句で原作者の池井戸潤氏を口説き落とした。今後のスケジュールとしては、年内に総集編SPドラマが放送され、来春には単発SPドラマ、そして来年夏にはシリーズ3作目のドラマ化というのが、現時点での大まかな流れになっている」(局関係者)
ちなみに、現在、池井戸氏はビジネス誌でシリーズ4作目を連載中だ。
「ドラマがここまでヒットした理由は、時代劇がかった勧善懲悪のストーリー、粒ぞろいの悪役の面々、壇蜜のお色気サービスカットなど様々言われていますが、やはり一番の要因は主演・堺雅人(39)の入魂の熱演に他ならない。局としては、放送回を延長したかったが、堺のスケジュールが次にフジのドラマの収録に押さえられ延長することができなかった。やむなく時間拡大などして視聴率稼ぎに必死です」(芸能デスク)
しかも、さらにTBSを困惑させているのが誰あろう堺なのだという。
「ドラマ関連商品として売り出した『倍返し饅頭』は現在ショップでは入荷即売り切れするほどバカ売れ、その他携帯ストラップや東京中央銀行メモ帳などの半沢グッズも飛ぶように売れている。それを聞きつけた他のグッズ会社が関連商品を申請したのですが、残念ながら堺サイドからの返事はNG。なんでも『次のドラマが入っているので半沢のイメージをひっぱりたくない』というのが理由だそうです。関連商品で濡れ手に粟のTBS関係者もガックリしている」(前出デスク)
代わりにオヤジ人気の高い壇蜜の「美樹のハァハァネイル」なんて売りだしてみては?